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宇治市小倉町久保106-2アペゼビル1F​

Skip Navigation Links犬の避妊手術法

犬の避妊手術について

はじめに

・子宮・卵巣を摘出する手術です。日帰り手術になります。

・本来の性格は変化することはありません。

・発情・妊娠はしなくなります。

・雌性ホルモンが減少するため雌として使用するエネルギーが余るために、消費カロリーが減少し肥満傾向に陥りやすいです。

食事管理でコントロール可能です。

 

メリット : 子宮蓄膿症、子宮水腫、子宮内膜炎、卵巣嚢腫などの病気にならなくなります。

初回発情前に避妊手術を行うと乳腺腫瘍にならないといわれていますが必ずではないです。

デメリット: ホルモンの不均衡によって甲状腺機能低下症尿失禁などを起こすことがあります。

ただ必ずしも避妊による影響であると断言できないこともあります。 

 

手術の流れ

*手術は全身麻酔下および人工呼吸下で行います。Caninespay.jpg

①麻酔前投薬(鎮静鎮痛薬:オピオイド作動薬)

および抗生剤(主にセフェム系)を注射します。

②前肢の静脈に留置針を挿入します。

そこから短時間麻酔薬(プロポフォール)を投与します。

③喉頭反射が消失したら、気管チューブを挿管し酸素を吸入します。

十分に酸素を送り吸入麻酔剤(イソフルラン)を

痛覚消失レベルまで濃度(2~3.5%)を上げ維持します。

④術野の被毛を刈り消毒(ヨード剤・エタノール等)をします。

⑤臍部から尾側にかけて皮膚を4~6cmメスで切開し皮下織・腹膜をレーザー

で切断します。

⑥腹腔内にある左右の卵巣・子宮を吊り出して卵巣提索・子宮動脈を吸収糸(ポ

リグリコマー縫合糸)で結紮して切断します。子宮間膜をレーザーで切断し、子宮頸を吸収糸で結紮しレーザーで切断します。

⑦腹膜・皮下織を吸収糸で縫合し、皮膚はステンレスの糸(感染性がなく強靭なため)で縫合します。

⑧吸入麻酔を遮断し酸素吸入で自発呼吸が戻れば気管チューブを抜管します。

⑨意識が回復したら入院室で安静にします。

 

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